緑青（ろくしょう）

みなさんこんにちは
まだ５月だというのに暑いですね～


去る５月１８日（日）、
辻修さんの絵付けを見学に行って来ました



早速、入口に素敵なオブジェや作品発見

この王冠をした甕に施されたお顔は辻修さんでしょうか・・・



工房へおじゃますると既に絵付け作業中でした。
そしてすぐに驚きの光景を目にすることに

あわわ

なんと細かい作業なのでしょう

「細い筆で描かないんですか」とお尋ねしたところ
細い筆だと絵具に何度も筆を浸さないといけなくなるので
１度で多くの絵具を含ませて長く描けるようにとのことです。
納得！！ではありますが、この緻密な絵付けを太めの筆で描いておられるのには本当に驚きました。
ちなみにこちらの絵付けは２か月かかるとか。。。


花びらの中も呉須で濃淡を付け、花と花の間も濃く塗るんだそうです
なんとも果てしない作業
しかしこれぞ辻修さんの真骨頂


息子さんの作品も見せていただきましたが
こちらは彼岸花の絵を浮き出すために周りを塗るという
これまた大変な作業になります。



ろくろを挽くところも見せていただき、２階の展示ルームへ移動しました。




こちらはお弟子さんの作品です
すごくすごく欲しかったのですが、この日は札束を持ち合わせていませんでした（笑）。


辻修さんから作品の説明をしていただいたのですが
ユニークな紹介のオンパレードでした


目が白黒するような高価な作品に「描き過ぎ」との紹介が


お尻の丸みがかわいいブタちゃんは
“㎏…何円”で販売されているようです（笑）。
他にも「焼肉反対！」のタスキをかけたブタちゃんもいました



陶芸体験もできるそうなのですが、まずは辻修窯を訪ねてみませんか？
細かな作品の素晴らしさと、辻修さんの気さくすぎる人柄にハートを撃ち抜かれてしまいますよ

辻修窯／武雄市山内町宮野1890-7　0954-45-4905